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ニュース & トピックス 2022年10月08日

新しいおうちでの卒業犬(現在名:ピオ)の様子!

 京都動物愛護センター(以後,「センター」と呼ぶ)では、府市一体となって犬猫の譲渡事業を推進しています。

 一昨年度、センターを卒業した保護犬(現在名:ピオ,センター名:シュウ)について、飼い主さんが来所された際にお話を伺いましたので、御報告いたします。


現在のピオの様子。収容時よりもふくよかになりました。

 〇譲渡後のピオの様子について
 ピオは、うちに来た当初からあまり怖がることもなく、新しい環境にすぐ馴れてくれました。譲り受けた当初は、元気があり過ぎて興奮した際に甘噛みをすることもありましたが、センターに相談したうえで対策を講じたことで、時間が経過するにつれて落ち着いてくれました。今まで特段病気をすることもなく、幸せそうに過ごしてくれています。

 〇ピオを貰い受けてからの家族の生活の変化について
 家族のLINEグループでピオの写真をシェアするようになり、いつも会話の中心にいてくれています。最近は甘えてくるような面も出てきて、大事な家族の一員になりました。

 〇センターで譲渡を受けられたキッカケについて
 もともと、行政施設で保護されている犬を貰い受けることで、殺処分を減らすことに少しでも貢献したいと思っていました。はじめはセンターがどんな施設かわからなかったので、家族で譲渡の流れについての説明を受けに行きました。(想像していたより、施設がずっと綺麗で驚きました。)。
 その際、譲渡対象として犬舎にいたピオを見学させてもらったのがキッカケです。


飼い主さんと遊ぶピオ(センタードッグランにて)

 飼い主さんからお伺いしたお話は、以上になります。

 ピオは約3年前、京都市内の住宅街を徘徊していたところを保護されました。その後、飼い主さんを探しましたが、名乗り出る方がいなかったためセンターで暮らすことになってしまいました。体格の大きな犬ということもあり、譲渡までに時間がかかってしまいましたが、現在は新しい御家族と幸せに過ごしています。

 その一方で、現在もセンターには、おそらくもとの飼い主に捨てられ、京都市内を徘徊していたところを保護された犬が暮らしています。こういった犬は往々にして高齢であり、疾患を持っていることも少なくないため、センターで最期を迎えてしまう可能性もあります。そのような事態を避けるべく、職員一同、保護犬の健康管理を徹底しながら今後も譲渡事業に力を注いでまいります。

 センターに収容される動物がいなくなり,人と動物とが共生する社会を築くために尽力してまいりますので,皆様お力添えのほど,宜しくお願いいたします。

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