狂犬病予防法に基づく犬の登録と,狂犬病予防注射について
生後91日以上の犬を飼う飼い主は,狂犬病予防法に基づき
- 愛犬の生涯に1度の登録
- 愛犬に毎年1回狂犬病予防注射を受けさせること
- 愛犬に鑑札,注射済票をつけること
以上が,義務づけられています。
登録の申請をし,愛犬の登録番号が書かれた鑑札の交付を受けましょう
鑑札は,生涯一回だけの交付になります。お住まいを所管する自治体に愛犬の台帳(犬の住民票のようなもの)が作成され,毎年集合注射の案内のハガキが届くようになります。
注射が済んだら今年度の注射番号が書かれた注射済票の交付を受けなければなりません
この注射番号が愛犬の台帳に記録されます。注射済票の交付を受けないと,今年度の狂犬病予防注射が済んでいる記録が残りません。
愛犬に鑑札,注射済票をつけましょう!
登録,狂犬病予防注射が,きちんとされている犬であることの証明になります。万が一,失踪してどこかで保護されたときに,飼い主さんを探す大切な手がかりにもなります。
愛犬にいつ受けさせればいいの?
生後91日以上のワンちゃんは,狂犬病予防注射を受けることができます。
ただし,犬の混合ワクチンを受けている場合,接種の間隔をあけないといけない場合もありますので,担当の獣医師さんにご相談ください。
犬の狂犬病予防注射や登録はどこでできますか?
京都市では,毎年4月に小学校などを会場にして実施している集合注射,または動物病院で狂犬病予防注射を受けさせることができます。
未登録のワンちゃんは,初めて狂犬病予防注射を受けた年に登録と注射済票の交付手続きを行います。それ以降は,毎年1回ずつ,狂犬病予防注射を受けさせ,注射済票の交付を受けます。
犬の狂犬病予防注射,登録,注射済票交付の手続き方法
京都市の集合注射で受ける場合
京都市の集合注射の会場で,愛犬の狂犬病予防注射を受け,登録と注射済票の交付手続きも同時に会場で行うことができます。
集合注射は,毎年4月に各区内の小学校などを会場にして実施しております。3月の中旬には日程,会場が決まりますので,市民しんぶんやホームページ,回覧板などで確認していただくか,医療衛生センターにお問い合わせください。
京都市獣医師会に入っている動物病院で受ける場合
京都市内の動物病院の中で,京都市獣医師会に入っている動物病院では,狂犬病予防注射を受け,病院の窓口で登録,注射済票の交付手続きができます。
会員になっている動物病院については,京都市獣医師会ホームページでご確認ください!
京都市獣医師会に入っていない,または京都市外の動物病院で受ける場合
動物病院が,狂犬病予防注射を接種したことを証明する書類を飼い主さんに渡してくれますので,その書類と手数料を持って,お住まいの自治体の所管窓口にて登録と,注射済票交付の手続きをしてください。
注射は済んでいるけど,注射済票の交付手続きがまだである場合,記録上今年度の狂犬病予防注射が未接種の状態となり,医療衛生センターから督促のハガキや電話を受けることになりますので,年度内に必ず医療衛生センター・コーナーの窓口で手続きください。
各手数料など
登録申請(鑑札を交付) | ¥3,600 |
---|---|
注射済票交付申請 | ¥650 |
鑑札再交付 | ¥2,000 |
注射済票再交付 | ¥410 |
※ このほか,狂犬病予防注射料金がかかります。